柳谷観音 楊谷寺のあじさい
6月27日(土)
雨かと心配したが大丈夫だった。
1時に車2台で、柳谷さんのあじさいを見に出発。
長い間、行ってなかった。いろいろ変わっていてこんなんだったかなぁ~と思いながら
境内をきょろきょろ。
カラフルなあじさい団子が売っていた。
今さっきお昼ご飯を食べたばかりなので、横目で見ながら素どうり!
「心箏窟」
あれっ 水琴窟 の間違いかな?
と思ったら、耳を澄ませ、音を心の眼や耳を傾け鑑賞してほしいので、このお寺では「心箏窟」 と名付けられたようだ。
柄杓で水を汲み、水を地面に落とし、長い竹筒を耳にあてて、その音を聞いてみた。
柳谷観音は目の神様でもあり、独鈷水(おこうすい)を前は持って帰ったが今回はコロナ禍の時期なので、ほかの人がペットボトルに入れているのを眺めるだけにした。 独鈷水(おこうすい)とは 811年弘法大師(空海)が度々当山に参拝されていた。ある時、堂の傍らにある巌窟の溜まり水で眼のつぶれた小猿を抱き、一心不乱に眼を洗っている親猿の姿を見かけた空海は小猿のために17日間のご祈祷を行った。すると満願の日に小猿の目がパッチリと開き、喜んで山へと帰っていったそうだ。空海は、この不思議な湧き水を眼病に悩む人々のために霊験あらたかなる霊水にしようと決意し、17日間の祈祷し、独鈷で持って深く掘り広げ、眼病平癒の霊水に成就されたと伝えられている。この霊水が今も湧き出す独鈷水(おこうずい)。また、江戸時代に第112代霊元天皇が眼病を治癒されたことをきっかけに明治に世に至るまで天皇家に独鈷水を献上していたと伝えられている。
雨が降るかなと思ったけれど この日はお天気に恵まれ、1時に出発し、境内のあじさいを鑑賞し、歴史ある本堂 境内諸堂を巡り、目の保養、五感を満たしてくれた。
車を出してくれた、Mさん Oさんありがとう。感謝!!
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